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絵本 『 いつかはきっと・・・』など、子育ては自分自身の生き直し。子どもを通して世界を見まわしてみよう。 いっしょに絵本を読みながら。絵本の紹介と読み聞かせパパの体験談。

絵本 『 いつかはきっと・・・』



もう、とっくに子どもとはいえないくらい大きくなった一番上の娘が、

この本大好きだった、と教えてくれたのが、いつかはきっとです。

娘、いわく
この本は、ホントに小さいときじゃなくて、
そこそこ大きくなってからいいなぁ、と思ったんだ。
強烈に覚えているのはね、最後のシーン。
家の中を探し回っていると、見たこともない部屋が見つかるところ。
子どもにしかわからない、感覚だよね。
大人になって、こういう本が書けるって、作者はすごいね。
なんかね、ワクワクしてくるんだよね。
SOMEDAY ってタイトルだったんだね。
SOMEDAY 日本語ではいつかはきっと

「いつかは ね・・・」って、主人公の女の子エレンが 
「きっと そうなるんだわ・・・」と、あれこれ想像するお話です。

いつかは・・・
みんなが私の長い髪を、うらやましがってくれる。

お兄ちゃんが、私のことをチビじゃなくて、
「ぼくの妹です」って、ちゃんと紹介してくれる。

バレーの先生が、「エレンをごらんなさい 上手なこと」
と、認めてくれる。

野球が上手にできる。

お金持ちになって、みんなにプレゼントする。

「もう ねるの? きょうは やけに おりこうさんね」
と、パパやママに言わせる。

読む本がなくて、つまんないな、
と思っているところに、本が一箱どさっと届く。

エレンの想像はとどまるところを知りませんね。

作者のゾロトフさんには二人の子どもがいるそうですが、
この本は自身の子どもへのメッセージなのでしょう。


本の最初のページに

『エレン ――――いまのうちに およみ』

と、あります。




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