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絵本 『 かぜは どこへいくの 』など、子育ては自分自身の生き直し。子どもを通して世界を見まわしてみよう。 いっしょに絵本を読みながら。絵本の紹介と読み聞かせパパの体験談。

絵本 『 かぜは どこへいくの 』

子どもが小さかった頃は、年に何度か、クレヨンハウスにでかけました。
ウチの子どもたちはここが大好きです。

フロアーいっぱいに絵本があるのを見て、まるで宝の山か何かに見えるみたいです。
ここで、半日近く過ごし、それぞれが気に入った絵本を一冊買って帰るのが恒例でした。

この絵本は、私が気に入って買ってきて、そっと本棚に忍ばせておいたものです。







最初に表紙の絵にひかれて手に取りました。とれもきれいな夕方の風景です。
中はすべて白黒のデッサンです。

白黒のデッサンでありながら、夏の太陽も、夜のとばりも、雨も雪も虹も、しっかりと見せてくれます。そして登場する男の子もお母さんもお父さんも、まるで日本人のように描かれていて、外国の画家によるものという感じがしません。絵がやさしいタッチで、話とよく合っています。

話は・・・
男の子の「どうして、ひるは おしまいになって しまうの?」という疑問に、
お母さんが、「よるが はじめられるようによ。」と答える形式で進みます。

私は次の個所が特に気に入っています。
おしまいに なってしまうものは、なんにもないの。
べつのばしょで、べつのかたちで はじまるだけのことなの。

どんなものでも?

ええ、どんな ものでも。

私はこのやり取りが大好きです。
ここから、子どもたちが何かを感じ取ってくれたらいいなぁと思って、本棚に忍び込ませておいたのですが、「読んで!」とせがまれた記憶がありません。まっ、そんなもんですね。

本棚から取り出して、この絵本をながめている私を見て、一番下の子が、
「あ、その絵本、覚えてるぅ ・・・ よくわかんなかったけどね。」
ですって・・・
まっ、こんなもんです。







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