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『きょうはなんのひ?』など、子育ては自分自身の生き直し。子どもを通して世界を見まわしてみよう。 いっしょに絵本を読みながら。絵本の紹介と読み聞かせパパの体験談。

『きょうはなんのひ?』

子どもが大きくなって、だんだん手がかからなくなって、絵本も「読んで、読んで」とせがまなくなって、やっと自分の時間が持てるようになって、ふと、本棚をのぞくと甦ってくるあのころの日々…

本棚の本はウチの子育ての歴史みたいです。絵本を開くと、あの頃の風景がありありとよみがえります。大人でもこうなんだから、子どもはもっと強烈に覚えているんでしょうね。ボロボロになった絵本を手にとってちょっと感傷的になったりします。

改めてみると、この本、きょうはなんのひ? (日本傑作絵本シリーズ)は、よくできていますね。子どもが「読んで、読んで」と、せがんだのも分かります。

あの頃は字ばかり追っていたので気がつかなかったのですが、林明子さんの絵は描写が細かく表情も豊かで楽しくてあったかくてほっとします。子どもは親に読んでもらっている間、隅から隅まで絵を楽しんでいたのでしょうね。


きょうはなんのひ? (日本傑作絵本シリーズ)

そういえば、足踏みミシンがあったり、コタツがあったりして部屋の様子もどこか懐かしいんですね。

「おかあさん、きょうは なんのひだか、しってるの? しーらないの、しらないの、しらなきゃ かいだん 三だんめ」
まみこのこのセリフから始まるなぞ解きめいたストーリーはハラハラ、ワクワクで、宝探しの世界にまみこのお母さんとともに引き込まれます。

それにしても、まみこの仕掛けは手がこんでいます。お父さんまで巻き込むなんて、まみこもやるもんですね。

ウチの子どももまみこに刺激されて、宝探しの仕掛けを作って遊んでいました。子供なら誰でもきっと、まねしたくなるんでしょうね。親子みんなが幸せな気分になれる絵本です。

林さんの描く絵は表情豊かで、やさしくて、ウチの子どもたちも大好きです。こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)も、大のお気に入りです。

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