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『だるまちゃんとてんぐちゃん』など、子育ては自分自身の生き直し。子どもを通して世界を見まわしてみよう。 いっしょに絵本を読みながら。絵本の紹介と読み聞かせパパの体験談。

『だるまちゃんとてんぐちゃん』

表紙の絵を見た瞬間に、なんか懐かしいと思いました。それもそのはず、1967年の作品なんです。私も子どもだった頃に読んだ(読んでもらった)記憶があります。自分が子どものときに親しんだ絵本を、今は自分の子どもが読んでいるなんて不思議です。なんか嬉しく思いました。


だるまちゃんとてんぐちゃん(こどものとも絵本)


だるまちゃんは、何でも天狗ちゃんのまねがしたくて、おおきなだるまどん(お父さん?)にねだります。「てんぐちゃんのような うちわがほしいよ」、「帽子がほしいよ」、「履物がほしいよ」・・・

おおきなだるまどんは だるまちゃんの要求に応えて、たくさん出してきてくれます。これがページいっぱいに並べられていて、ウチの子どもたちは大喜び。「これはぁ?」「これはぁ?」「これはぁ?」と、ひとつひとつぜ〜んぶ指差して楽しんでいました。

大きなだるまどんは一生懸命で、何とも微笑ましいんです。しかし、どれも だるまちゃんの要求に応えられず、結局だるまちゃんは自分で似たモノを見つけ出してきます。一生懸命なのに役に立たない おおきなだるまどんも おもしろい。

だるまちゃんが「天狗ちゃんのような鼻がほしいよ」と、要求したときは、だるまどんは花と勘違いし、「ごめん、ごめん。これは、おおまちがいのとんちんかん」おおきなだるまどんは あたまをかきました。ここで子ども達は大笑いです。

作者の加古里子さんは、日本の子どものためにピッタリとした日本のものを書きたいと思って、この題材、主人公、内容を選んだそうです。

親子で共通の絵本の思い出ができるなんて、いいもんですね。

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