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絵本『ずーっと ずっと だいすきだよ』など、子育ては自分自身の生き直し。子どもを通して世界を見まわしてみよう。 いっしょに絵本を読みながら。絵本の紹介と読み聞かせパパの体験談。

絵本『ずーっと ずっと だいすきだよ』

ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)
悲しいお話ですが、文句なしに良い本なので本棚にぜひ加えてほしい一冊です。
今はもう成長したウチの子どもたちも、この本を見せると、
「これは悲しかったよね~ぇ」
かなり強い印象が残っているようでした。
犬のエルフィーと僕は一緒に大きくなります。いつも一緒によく遊びました。でも、エルフィーの方がずっと早く大きくなりました。

時がたって、エルフィーは歳をとり寝ていることが多くなります。散歩も嫌がるようになります。そしてある朝、ぼくが目をさますと、エルフィーは死んでいました。

家族のみんなが悲しみました。みんな肩を抱き合って泣きました。僕だって悲しくてたまらなかったのですが、いくらか気持ちが楽だったのです。

だって、毎晩エルフィーに「ずーっと、だいすきだよ」って言ってやっていたからです。

愛する者との別れはつらいものです。でも、避けられないことでもあります。いつかは必ずやってくる別れ。

だからこそ、今を大事に生きなければならないんだ、ということを考えさせられます。

ちっちゃな子どもにも、そのことがわかるような、ずばらしいお話です。

「ずーっと、ずっとだいすきだよ」と、こどもに声をかけずにはいられなくなります。



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