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絵本『神の道化師』など、子育ては自分自身の生き直し。子どもを通して世界を見まわしてみよう。 いっしょに絵本を読みながら。絵本の紹介と読み聞かせパパの体験談。

絵本『神の道化師』

神の道化師

成長した娘が先日、見せてくれた絵本です。本屋さんで以前見かけた絵本なんだけど、行くたびに読んでて、ずーっと気になってたんだけど、ついに買っちゃった!(^◇^)いい絵本でしょ?

見せられた私は、一度読んだだけでは、この絵本のよさがわかりませんでした。いろんな読み方ができそうです。こういう絵本は、子どもに読ませたらどんな反応するだろうか?と楽しみになります。
この絵本は、子どもだけじゃなく大人も何かを感じる話なのかもしれません。そして、その時々によってその何かは違ってくるのかもしれません。

フランスに古くから伝わる、よく知られた民話なのだそうです。

ジョバンニ少年は、一文無しでみなしごでした。ジョバンニは、なんでも空中に投げ上げて、お手玉のように回すことができたのです。ソレントの町の人びとは、その素晴らしい芸にびっくり。

あるとき、ジョバンニは、旅芸人の一行に加わり、ほどなく、道化の化粧をして、上手に何でも手玉に取れる少年として、イタリア中に広く知れわたるようになりました。

しかし、年月は流れ去り、ジョバンニは年老いていきました。次第に芸の腕はおとろえ、喜んでみてくれる人も少なくなるばかり。ある日、芸の最中に玉を取り落としてしまったジョバンニは、人々のののしり、あざける声に追われて、村を逃げ出しました。

芸をすっぱりあきらめてしまったジョバンニは、子どもの頃のように、よその家の軒下にねむり、パンを恵んでもらいながら、ふるさとソレントへと帰っていきました。

クリスマス・イブの日、とある教会にもぐりこで、ひと眠りしていたジョバンニが目を覚ますと、教会の中は御子イエスにささげものをする信仰あつい人びとの列でいっぱいでした。

やがて、美しい調べも絶え、人々が帰った後、ジョバンニは、おずおずと聖母に抱かれたイエスさまの像に近づいていきました。自分にできるたった一つの、ささげものをしようと。

そのときおこった奇跡は・・・



どういうことなんだろうね。子どもと話し合いたくなるお話です。私も、子どもと話しました。どれが正解ということもなく、感性の問題だと思います。こうなると、子どもの感想にうならされます。

一緒に絵本と読んできて、良かったなぁ、と思う瞬間です。

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