子どもと絵本の広場 by 読み聞かせパパ

絵本『サンタクロースと小人たち』など、子育ては自分自身の生き直し。子どもを通して世界を見まわしてみよう。いっしょに絵本を読みながら。絵本の紹介と読み聞かせパパの体験談。

絵本『サンタクロースと小人たち』

サンタクロースと小人たち
マウリ=クンナス
￥ 1,890
気の早い娘は、日が暮れるのが早くなって涼しい風が吹き始めると、「あぁ～、この季節だぁ～い好き」とクリスマス気分に浸ります。「一年中、クリスマスでもいいってかんじだょ～」
そして、クリスマスと言ったら、わが家のベスト１、『サンタクロースと小人たち』です。

この本はページ数も結構多くて長いお話なんですが、楽しくて時間の経つのも忘れてしまうほどです。
この絵本には、絵本の魅力がすべて詰まっています。お話の中身、構成、絵の細かさ、リアリティーとファンタジーなどなど魅力は尽きません。

「サンタなんか、いないよ‼」って簡単に言う子どももいますが、この本を読んでいたらそんなことを言う子にはならないだろうに…。この本を読んだ後には、「あぁ、やっぱりサンタはいるんだ」と思えることでしょう。

大作ですから、お値段もちょっと張りますが、ぜひ手元に置きたい絵本です。わが家では完全に元が取れたといえる１冊です。

サンタクロースはどこに住んでるの？
サンタクロースは何でワタシ/ボクのことがわかるの？
プレゼントを届ける家は数え切れないほどあるのに、どうして一晩のうちにまわれるの？

み～んな、この絵本の中に書いてあります。読み終わった後はクリスマスが楽しみになります。