子どもと絵本の広場 by 読み聞かせパパ

絵本　『あひるのバーバちゃん』など、子育ては自分自身の生き直し。子どもを通して世界を見まわしてみよう。いっしょに絵本を読みながら。絵本の紹介と読み聞かせパパの体験談。

絵本　『あひるのバーバちゃん』

いちばん上の娘は、「ポケットがたくさん付いてるところ」
真ん中の娘は、「食べ物がいっぱい出てくるところ」
末の娘は、「ポケットに詰め込むところと、バーバちゃんがもの悲しいところ」

子どもたちにどんなところが好きだったか、尋ねたところ、こんな答えが返ってきました。

好きになるポイントがみんな違ってるのが、おもしろいです。

なんてことないストーリーなのに、ほんわか、幸せな気分になれる絵本ですよ。

「いちご　いちご　いちごがいっぱい。　オレンジにレタス　まあ　おいしそう！」
確かに、食べ物がおいしそうだ～。

「なきむしさん。　さあ、おんぶしてあげるね」
リュックのポケットにもぐり込んだひよこたちもかわい～。

そして、バーバちゃんのお人好しぶりが・・・どこか、ちょっともの悲しい？

修理のために自動車の下にもぐり込んでいる男の人を見て、
「だれかが、ひかれてる！」

スーパーのレジで、
「あらら、このかごは　かえさなきゃ　いけないのね」

迷子のひよこたちをおんぶしてあげたら、リュックのポケットのいちごを食べられちゃって、
「ぼくたちを　おんぶして　おもいとわるいから、たべてあげたんだよ。」と言われたり…

これで終わったら、悲しいだけですが、
ひよこたちのお母さんが「クッキーを食べてくださいな。」と、
ピクニック見ないになる最後のシーンが幸せいっぱいでいいでね。