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読み聞かせのヒントなど、子育ては自分自身の生き直し。子どもを通して世界を見まわしてみよう。 いっしょに絵本を読みながら。絵本の紹介と読み聞かせパパの体験談。

わが家の絵本読み聞かせ法則

わが家では早くから読み聞かせのパターンがありました。読み聞かせタイムは、ねる前のひととき。パジャマに着かえて、歯みがきを済ませたら絵本の時間です。

3人のこどもがいましたから、それぞれが一冊、読んでもらいたい本を選んでくることになっていました。そして、早く持ってきた者から順番に読んでもらえるという形です。

ふとんの上に寝ころがって読んであげます。ほかの子が読んでもらっている間は一緒に聞いていてもよいし、自分の選んだ絵本をながめていても自由です。

ほとんどの場合、いっしょに楽しんでいましたから、3人分楽しめるということですね。こどもにとっては天国のような時間ですが、読んであげる私にとっては地獄です。

昼間の疲れと睡眠不足で、ついウトウト。「パパ―!」と呼ばれて我に帰りますが、しばらくするとまた、ウトウト。
ウトウト・・・「パパー!」
ウトウト・・・「パパー!」
この繰り返しです。

こうなると拷問です。刑事ドラマの取り調べシーン、そのままでした。

そして、最近知ったことですが、子どもたちの間でも法則があったそうです。それは、できるだけ長い絵本を選ぶということ。短いと、眠くなる前に終わっちゃうからだって。

自分で字が読めるようになると、選んでいる最中に気になった絵本は、短ければ自分で読んでしまい、長いものだけを読み聞かせ用に持ってくることにしていたようです。

こどもが持ってくる長い絵本を見て、
「えー、また、これー?」と、悲鳴に近い声をあげたものでした。




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『知識ゼロからのフィンランド教育』(注)絵本ではありません大人向けの本です。

きのう、デンマークが舞台の絵本『イエペはぼうしがだいすき』を紹介したので、今日は北欧の別の国、フィンランドの紹介です。(でも、絵本ではありませんょ)

フィンランドの教育って世界的に注目を集めていますが、実際にどんなとこなのか、のぞいてみませんか。この本は、フィンランドの子育て・教育のことが、たくさんの写真とイラストとともに紹介されていて、見ているだけでも楽しいです。

イラスト・写真が豊富ですが、子どもたちの一日から教育の現場、勉強法までしっかり網羅されていて、これ一冊読めば、フィンランドの子育てには詳しくなります。

しかも、フィンランドの教育を、どのように日本の子育てに生かしていけるか、アドバイス付なので、すぐに日々の子育て・教育に役に立ちます。

読み聞かせのこともちゃんと出てきますよ。
「子どもに本を読んであげるのは、フィンランドの文化といってもいいでしょう。10歳以上でも、両親に本を読んでもらうのが好き、という例がめずらしくありません。」

子どもを育てる親事情なども書いてあって、興味がかき立てられます。

どこからでも読めて、読めばすぐに役立ちそうな情報ありで、明日からの子育て・教育の参考になることがたくさん詰まってます。


知識ゼロからのフィンランド教育


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子どもは絵本をまるごとイメージする ......読み聞かせのヒント

絵本は、絵があるから絵本です。

絵本には絵ばかりある本と、文がある本があります。
どちらにしてもイメージは大事です。
絵本には小さな本から大きな本まであって、型もまちまちです。絵本は大人の本以上にイメージを大切にしているってことでしょうか。

ウチでは、子どもに本を読み聞かせるときに、留意していることがありました。
それは、本をまるごと見せる、ということです。
必ず最初から最後まで、途中でやめない。ちょっと長くても、「つづきは、またあした」と、しないことです。

それに、必ず表紙をしっかり見せて、題名と作者まできちんと声に出して読みました。
絵・〇〇〇  文・〇〇〇 という具合に。

次は、文字のないページをさっさと進まずにじっくりと。
読んでいて自分で気づいたのですが、大人はどうしても、字を追ってしまいます。
だから、字があるページはよいのですが、文字のないページは、ついつい、さっさと進んでしまいます。

だけど、子どもは、絵の隅々までながめて、イメージを膨らませているんですね。
文のないページは、子どもになったつもりで、絵の隅々まで眺めて、子どもと一緒に絵本の中に浸りましょう。

いろんな画風の絵をじっくり眺めて育った子どもは、物事を見つめる目が豊かに育ちますよね、きっと。

そして、最後は、裏表紙。
本をひっくりかえして、裏表紙を一緒にながめて、「お・し・ま・い」
子どもは物語の余韻に包まれて、静かに眠りに就くことでしょう。
お・や・す・み...。

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自然な声色で、しっかり押さえて、絵を隠さないように … ……読み聞かせのヒント

主にウチで子どもに絵本を読み聞かせてきました。
ときどき、保育園や小学校の親仲間と一緒に集団で読み聞かせをやったこともあります。

読み聞かせのやり方を教えてもらったこともありますが、私はあんまり気にしないでやってきました。それでも、心がけてきたことや失敗談もいくつかあります。今日はそのうちの一部を紹介します。

①自然の声色で聞かせてあげたい
一口に読み聞かせと言っても、読む人によってちょっとずつ違うんですね。
絵本を読むとき、すごく感情を込めて読む人がいます。まるでテレビアニメの声優のように。

私はごく自然に読むように心がけていました。せいぜい、会話の文と地の文の違いが分かるように、少し声色を変えるくらいです。絵本にはそれ自体の持つ力があります。読む人は余計な演出をする必要はないと思います。

②絵本はしっかり固定する
「ガタガタガタ…」という擬音に合わせて絵本を揺する人がいますが、私はしません。子どもは大人が思うより、はるかに大きな想像力を持っていると思います。こざかしい演出はしなくて良いのでは。

③絵は隠さないようにご注意を
寝転んで読んで聞かせていると、どうしても絵本の一部に親指がかかってしまいます。大人は字ばかりを目で追っているものですから、なかなか気がつかないのですが、指で絵を隠してしまってることがあるんです。

私も子どもに指摘されたことがあります。
「絵が見えな〜い」
親指をどかすと、そこには小さな虫が…
「ごめん、ごめん。」

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読み聞かせが 父と子をつなぐ、かも。 …読み聞かせのヒント

ウチでは、夜、寝る前のひと時が読み聞かせタイムでした。
「もう、寝る時間だよ」と言っても、子どもは なかなか言うことを聞いてくれないものですが、「本を読んであげるよ」となれば、子どもも歯磨きや着替えなど、寝る前の準備をさっさと済ませてくれます。
大人にとっても、生活の中にしっかりと区切りができて助かります。

ウチの場合は、父親が読み聞かせをするということに決めていたわけではありませんが、お父さんである私もよく読んであげました。ウチは3人子どもがいますから、毎晩3冊、読んでいたわけです。少し大きくなると長い話を好むようになったので、そういうときは分担して、あっちでママが、こっちで私が、という具合でした。

読み聞かせは親と子をつなぐ良い機会だと思います。誰に読んでもらっても絵本は楽しいものですが、親に読んでもらうことは、子どもにとって嬉しいことのようです。寝る前の幸せの時間を一緒に過ごせることは、積もり積もって親子関係に良い方に働くこと間違いなしです。是非、お父さんには、この役を買ってほしいと思います。

私も絵本タイムによく付き合いました。一緒に寝転んで読んでいると、昼間の疲れがどっと出て、睡魔と戦うのが大変でした。やっとのことで読み終えてそのまま眠ってしまい、妻に何度大目玉を食らったことか。

お父さんとの楽しい思い出は、子どもの心に確実に残ります。読み聞かせをやっていれば、子どもが思春期になっても、親子関係に心配はないでしょう、たぶん。

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