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読み聞かせ・こぼればなしなど、子育ては自分自身の生き直し。子どもを通して世界を見まわしてみよう。 いっしょに絵本を読みながら。絵本の紹介と読み聞かせパパの体験談。

子どもの成長のためには「栄養」が必要なんです。

絵本からちょっと離れますが、映画の話です。ウチでは子どもが小さい頃から家族で映画を楽しんできました。洋画も吹替えは避けて字幕でみていましたので、子どもが小さいときは大変でした。字幕が読めないので、私が読み上げていた頃もありました。映画を見ながら字幕を読み上げるのはすごいですよ。
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読み聞かせ・こぼれ話…「これが文字かぁ」

「こんな絵本があったんだァ。」
「読んだこと、なかったなァ。」

とっくに読み聞かせを卒業した、いちばん上の娘が、ぶつぶつ言いながら、絵本のページをめくっていました。
すると、突然、手を止めて、
「ありぁ~」と、ひとこと。

絵本の奥付に、意味不明な手書きの印を見つけたからです。
そこには、「×××××××××××× さささささささささ」のような書き込みが…。
巻末の書名や発行者・印刷者・発行日の間にビッシリ記されていました。

3人の子どものうちの、誰かが書き込んだのは確かです。
娘は自分が書き込んだ可能性が大なので、苦笑いしてしまったのでしょう。

子どもが文字に興味を示していた証拠です。
読み聞かせをしてもらっていて、不思議だったのでしょう。

子どもにとっては、絵を見ていると、
親の口から、お話がどんどん出てくるわけですから不思議です。

きっと、この印に秘密があるに違いないと、突き止めたのでしょうね。
この印に、お話を生み出している秘密がある、と…。

思いがけない読み聞かせの効用だと思います。
子どもは、このようにして自然に文字に興味を持つようになるんですね。

そして、この暗号をなんとか読み解きたい、と…

素晴らしいことじゃないですか。

文字を、学校で習い出す前に、こんな経験があれば、学びも主体的になるというものです。

読み聞かせって奥が深い、と改めて感じました。




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ミュージカル『レ・ミゼラブル』鑑賞記(4)

 3月に始まった、児童書『レ・ミゼラブル』の読み聞かせは、8月まで飽きることなく続きました。

家族旅行に行くときも必ず持参し、宿泊先でも読み聞かせしました。

残念ながら、最後まで読み切ることなく当日を迎えてしまいましたが、気分を盛り上げるには十分大きな効果がありました。

CD の効果は、さらに絶大で、CD まるごと全部の歌を覚えてしまいました。自動車での移動のときなどは、車の中はミュージカルの劇場状態でした。

そして、迎えた当日。


ミュージカル『レ・ミゼラブル』鑑賞記(3)

わが家の読み聞かせハイライト

 大作「レ・ミゼラブル」の読み聞かせは、まァ、順調に進みました。

子どもが生まれたとき、私は思ったものでした。
自分が子どものときに、読まないで過ごしてしまった世界中の子ども向け名作といわれるものを、子どもと一緒に読んでみよう。

大人になってしまった自分には、今更、世界の名作を一人で読む気も時間もなかったが、子どもとならできそうだ。子どもと一緒に時間を過ごそうと思い立ちました。

そうは思っても、思い通りにいかないのが子育てですから、無理強いもできずにいました。チャンスは思いもかけない形でやってきたのでした。ほんとうに自然な形で楽しめました。

子どもも楽しんでいましたが、私自身にとって、とても良いチャンスでした。大人になってからというもの、時間の制約もあって、自分のために小説を読むことなんてありませんでしたら。

子どもが字が読めるようになると、読み聞かせをやめてしまうという話を聞いていましたが、ウチの子たちは読んでもらうことを楽しんでいました。

もちろん、自分でも読めるのですが、親に読んでもらうのは、また別の楽しみなんですね。

子どもたちは、「レ・ミゼラブル」にすっかりはまってしまいました。まん中の娘などは、つぎに読んでもらうまで待ちきれずに、自分でもどんどん先読みしていました。読み聞かせもちゃっかり楽しみながらでしたが。




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ミュージカル『レ・ミゼラブル』鑑賞記(2)

わが家の読み聞かせハイライト。
大作 レ・ミゼラブル〈上〉 (福音館古典童話シリーズ 31) の、読み聞かせがこうして始まりました。

公演は8月下旬。今から毎晩、読み聞かせを続ければ当日までには読み終わるだろう。

以前、鑑賞したときに感動して買ったCDをかけて気分を盛り上げました。

絵本からいきなり、ほとんど字ばかりの児童書の読み聞かせ。上の子はよいとしても、末の娘は大丈夫か。心配はあったけれども、とにかく始めてみよう。

毎晩の読み聞かせタイムに1章、を目安に始めたところ、これがすごい。飽きるどころの話ではない。

1章では物足りず、「今日はここまで」と本を閉じようとすると、「もっともっと」
結局、もう1章読むことになる。こんなかんじの滑り出しでした。


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